きぼうは遠い日のおもいで

目標はお酒を飲まないことじゃない

診察日。すごく混んでいて3時間待ち。待つのも疲れるが、それより先生の体力、精神力がすごいと思う。

 

処方は

フルボキサミン 100mg/日

レグテクト

セルシン

 

シアナマイドとアロチノロールはまだあるから、と断った。

 

今日、私が感激したことがあった。

それは診察室へ呼ばれ、入ろうとしたときのこと。

先生の手がひょいっと患者用椅子に伸びるのが見えた。

それで、その手がほんの少し横に歪んだ患者用の椅子をまっすぐに直した。

 

私を先生は一人の対等な人間として見てくれているのだな。。

と、大げさなようだけど、それが本当に感動した。

逆に、そういうひとつひとつの動作を患者さんは見ているのだ気づいた。

 

前に実習後の振り返りの時間に、先生が私たちの態度を見て、

「患者さんはひとつひとつのことを良く見ている。

大切にされているな、と思ってもらえるように行動しましょう。」

と言ったことがあった。

 

今日、先生の行動を見て、すごく納得できた。

頭ではわかっていても、実際にどういうことなのか、自分に突き付けられた感じ。

相手は、私を、見ている。

見られている。

見られているからするのではなく、自然にできる行為が

相手からして「大切にされている」という実感につながればいいな。

 

今日はとてもとても大事なことを学んだ。

ガツンと来た。