きぼうは遠い日のおもいで

目標はお酒を飲まないことじゃない

今回の再飲酒を振り返る

とにかくきっかけが思い出せないのです。

せっかく断酒が続いていて、生活環境が一変して一番しんどかったときもそれが引き金にはならなかった。そのときはひたすら寝ていただけ。


家にお酒を入れないよう先生にも言われていたので、家の中にお酒はひとつもなかった。それ以上に飲みたい!酔いたい!っていうのがなかった。


だから余計にはじめの1本がふいうちすぎてきっかけが思い出せないので不思議です。

でもその日は1本くらいならいいかと思ったのは事実で、買うときにすごくドキドキして、家の中に入れたらだめかなあと迷って持ち帰ったのは覚えています。


で、一本入れたらもうだめ。家にお酒がないとか無理で、そこからは毎日飲酒。

とはいえ、最初は2本くらいで抑えていけてました。

でも最後にはやっぱり休みや暇な時間はお酒を飲む時間になり、度数が高くなっていき、前みたいな飲み方になっていました。

帰ったら夜ごはんは食べず、ただ一気にお酒を飲んで、平日はいかに早く酔うか、朝に残らないように早く酔うだけを目的に飲む。だんだん酔いが来なくなるので、早めに度数を高いのを流し込む。

休日は前日にお酒をたくさん買い溜めしておき、朝から飲む。寝て起きて飲むを繰り返す。途中買い物に行ってお酒とお惣菜を買っても、それを食べるタイミングもなく、食べないとなと思うけど食欲はわかないし、チンとか蓋を空けて醤油をかけることさえ面倒になる。で、だいたいの買ったお惣菜は捨てることになる。買ったことも忘れてるときが多かったです。


結局は飲めばまた前の飲み方に戻ること、しかもそのスピードが早いこと、がわかりました。何より家に入れたら駄目です。先生に何度も言われてたけど、ほんとよくわかりました。その日からお酒が家にないか心配になり、帰ったらまずは冷蔵庫を開けて一気に空腹にビールを入れて、そこからいつの間に寝ている状態がくるまで飲む習慣が戻ります。しかも3時間くらいで起きるので、薬と一緒に飲んでまた寝るから、眠りは浅くてほとんど悪夢。


再飲酒で学んだことは、


出すのは難しいので

やはり入れないことが大事だということと


いきなり意識しないうちに、明確な理由なく

お酒を買ってしまうことがあること


1本から以前の飲み方に戻るのは早いこと


再断酒のほうがしんどい


ということです。