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きぼうは遠い日のおもいで

目標はお酒を飲まないことじゃない

依存っていうのは頭でわかっていてもどうにも欲求に勝てないもの。「もうやめよう」って思っているのに「やめられない」。

1本飲むとそのあとはどうでもよくなる。

服薬も、お酒で。

先生に「お酒のほうが先に脳にいくから効かなくなる」

「アルコール摂取していたら効果はわからないよ」と言われながらも飲みまくっていた。

ビールはあまり酔えないから焼酎。お湯割りも酔いには時間がかかるのでそのままが一番。学校がある日でも朝の欲求に耐えられないのでアルコール。それから服薬。

お酒を飲んでいるときはご飯は要らないので、下痢とお酒を続けながら、昼間は学校でさすがにお酒は買えないので、お昼のえづきと体が自分のものじゃない感じをお酒なしでなんとか我慢する。帰宅中はお酒お酒って思いながら自転車をこぐ。

帰宅したら一直線に冷蔵庫へ行きビールを開ける。そこからはまた眠るまでノンストップ。大事な提出物も完全に酔っぱらいながらで、朝「こんなんしたな」って思い出して中身もぐだってる。

 

来年からは1年にわたる実習がはじまることの心配は本当に大きかった。

これまでの実習も帰宅後まずアルコール摂取。その後記録もうまく進むわけもなく、だらだらアルコールをとりながら、朝に質の悪い記録ができあがる。

6時くらいまで飲み続けて、7時に家を出る。

こんなのうまくいくわけない。

こんなのではいけない。この次の実習は1年も続くのだ。アルコールを入れて実習なんてもちろんイケナイ。でもこれまでの自分では、それをまたしてしまう可能性が大大大なのは十分わかる。

 

そんなことを漠然と思っているときに、アルコール依存の話を聞く機会があった。私はそれでも、そのことより過度の緊張のほうが自分にとって大きな問題だったので、それを治したいっていう気持ちのほうが強かった。

そもそもアルコール依存の話を聞いても、自分がクリニック行って誰かに頼ってアルコールをやめるなんて考えはなかった。

緊張をなくしたい、自律神経がおかしいのを治したいという気持ちで、クリニックを予約した。