きぼうは遠い日のおもいで

目標はお酒を飲まないことじゃない

診察日。第二ステージのはなし2

先生は
自分がチームの一員として何ができるか
チームの一員の自分を考えて、自分にできることをすればいい
と言う。

先生がよく私に言うことは
相手に関心をもつこと
相手の関心に関心をもつこと
行動すること

お酒を止めるのは本人がすることで、
お酒を止めてもらうのが目的ではないでしょ。

深い。
シンプルで深い。
でもその結果をすべて自分で受け止めて
価値判断をしないようになれれば
できそうだとも思う。

決めた。

2016年はその訓練の1年にしよう!!
やってみるしかない( ̄^ ̄)ゞ
何か変わるかもしれない。


あとは〜
空腹にビール一気に飲み干してから
うわ私抗酒剤飲んでたって起きた
一昨日の飲酒夢のはなし。

先生
おっ!って顔をして、
「おめでとう〜パチパチ」って手をたたいて祝ってくれた笑。

え、でも私飲んだんですけど。
んでもって酔いの気持ちよさが蘇ってしまったんですけど。って呟くと

飲んでないから見たんだから!
やめてるからこそ見る。
これはやめていけるっていうすごくいいことなんだよ!
ってまたパチパチ〜
きっといいことなんだ
うん、そうに違いない。
先生のパチパチ面白かった笑。

それにしても
「この酔いの記憶ってのは一生消えないんですかね〜」の質問に

「どうなのか私に教えてね」

って答える先生。

やっぱり頭の回転が違います。






診察日。第二ステージのはなし1

第二ステージだね と先生が言った。

前回の診察から飲酒せず毎日抗酒剤を服用していることを伝え、
お酒をやめるのが目的ではなくなり
必要ではないと思うようになったことや
今まではなんでも恥ずかしいと感じていたが
先生に自分と向き合うことや自分を大切にすることを言われて、人間関係でもう少し自分を知るようにしたいと思うようになった。
そして今は気分が落ち込むことが増えた。
とにかく落ち込んでしまうと相談した。

それを先生は「第二ステージ」と表現した。

次のステップ!であるが
長そうなステージだ( ̄Д ̄)ノ

職場で自己肯定感 自己肯定感と、自分にはそれがあるんだとばかりにみんなが話すことや
理想とギャップが許せないのではないかとの話しの流れから、自分を許すことができるかという話しを職場でしたのだけれど
私はどうもそれがわからなくて。
私はそんなレベルにはないよなと落ち込みますといった内容を話した。

先生は
自分もそっちのほうの考え方だよ。
許す、許さないといっても自分はひとりでしょ?と。
許すも許さないもそれが私なんだよな〜。
私の感じた違和感ってそれなのかも。
許すっていうと私が私を上から見ている感じがするんですよね。
この辺りの違和感はすごく気になる点なのでもう少し自分でじっくり考えてみたいと思う。

そんな話しのあと先生は私に

「飲んでない1日が奇跡なんだよ」「1日1日」

って言った。


奇跡!?てどういうこと!?日常会話でそうそう使わないような言葉が急にでてきて、やや面喰らった私。

偶然じゃないんだよということなのかしら。

先生がいうのは何か意味があるんだろう、くらいに今は受け止めることにする。

いずれわかる日がくるかな〜。



通院と抗酒剤とブログを3本柱に

再飲酒が始まったときは

とにかく飲める!と

連休が楽しみで楽しみで。

夜勤明けからの連休となれば、さらに飲み続けられる時間が増えるから、さらに楽しみで。

有給はお酒を飲むためのご褒美としか捉えていませんでした。


そして断酒の今、

その連休が嫌で嫌で仕方ない。

連休前で予定のない憂鬱さといったら。

家に帰るのもいるのも怖い。


何もない時間をどうするか。

自分に向き合うばかりもできないし

だからといって酔いで逃げる気は全くない。

物事の認知は劇的に変わるわけもないから

失敗や恥ずかしいという思考で、仕事のことを思い返してしまっては

わ〜つらい!ってどうしようもなくなって。


まずは誰かが必ずいる実家に避難する。

そして家族と出掛ける。


こういう時間に自助グループに参加できればいいのにってすごく今思います。自分が今求めるのはそこにある仲間との繋がりでもあります。

しかしそれができない環境が現状なので。非常に残念ですが、それは私自身か選んだ作った、壊したくない環境です。


だから。

通院と抗酒剤の断酒継続の柱にして、自分にある自分を変える力を信じて進むしかない。


加えて、断酒されている方のブログを読むことが励ましや力になっています。3つめの柱です。





20日目

今朝はシアナマイドとレグテクト。

それからセルシンで。


私はシアナマイドのほうが合っているかも。

ノックビンのほうが身体がだるい。

それはでも気のせいかもしれない。

お酒を絶ってからどうも体調がすぐれない。昨日は一日中、二日酔いみたいな頭痛と吐き気で夜ごはんも食べられなかった。


いずれにせよ

シアナマイドのほうが、ぐいっと飲むときに

よし!と気合いが入るから

その意味でも気分がよい。


今日は急遽実家に。

とにかく栄養をつけるため。

あとはひとりになりたくなさすぎて。


ただ、家の冷蔵庫には必ずビールがあるので、ふと手に取りそうになる。

あ、だめだめ、と思う。

ぼーっとしてたら飲んでしまいそうな感じ。


昨日今日は、いよいよのリーダー業務でずっと緊張して気持ちが張り詰めていたので、

その間はビール飲みたい飲みたいって思った。ご褒美の酔いがないのはつらいななんてのも自然に考えていた。


だから余計に家に帰りたくなくて

仕事場出た瞬間に、実家に帰ると連絡を入れていた。


とにかく今はひとりで家にいたくない

家に帰りたくない。


ようやく20日。

次に連休があるのがいやで仕方がない。

正直であること

正直であること

これがすごく大事なんだと主治医に言われる。


自分に正直であること


相手に正直かはそのあとについてくる。


正直でありたい。




自分にとって必要か?を問うて生きること。


自分のためを第一に考えること。


まだまだ自分は誰かのためにというレベルにいない。


まずは自分のためにどうすべきか、自分のためにするべきことか、必要なのか


を考えながら動きたい。


もちろん相手に不利益や迷惑をかける行いはしない。


ただしそれを第一の目標にしない。


ただそれだけが今年の課題です。


飲酒しないということは

その中のひとつなだけ。

目標でもない。


正直に自分のことを考える。

嘘をついてそこに誰かを絡めない。


新年最初の会で先生が話していたこと。

計画を実行することが大切

できる計画を立てて実行していこう

しないほうがいいと言われたことはしないようにしよう

しないほうがいいことをわざわざすることはない

ということ。


しないほうがいいというアドバイスを、しないということは、なかなか難しいが、確かにすごく大事なんだと思う。


家にお酒を入れないようにと言われていたのに、家にいれたら、また元の習慣にいとも簡単に戻った。


クリスマスまではいいかな〜、お正月まではいいかな〜と思うんですと言ったら

今からやめ と言われて

やめるようにしたらから、今日飲まない一日を過ごせた。


やらないように言われたことを

やってみないこと


先生のはなしを聞いて納得しまくりです。

今回の再飲酒を振り返る

とにかくきっかけが思い出せないのです。

せっかく断酒が続いていて、生活環境が一変して一番しんどかったときもそれが引き金にはならなかった。そのときはひたすら寝ていただけ。


家にお酒を入れないよう先生にも言われていたので、家の中にお酒はひとつもなかった。それ以上に飲みたい!酔いたい!っていうのがなかった。


だから余計にはじめの1本がふいうちすぎてきっかけが思い出せないので不思議です。

でもその日は1本くらいならいいかと思ったのは事実で、買うときにすごくドキドキして、家の中に入れたらだめかなあと迷って持ち帰ったのは覚えています。


で、一本入れたらもうだめ。家にお酒がないとか無理で、そこからは毎日飲酒。

とはいえ、最初は2本くらいで抑えていけてました。

でも最後にはやっぱり休みや暇な時間はお酒を飲む時間になり、度数が高くなっていき、前みたいな飲み方になっていました。

帰ったら夜ごはんは食べず、ただ一気にお酒を飲んで、平日はいかに早く酔うか、朝に残らないように早く酔うだけを目的に飲む。だんだん酔いが来なくなるので、早めに度数を高いのを流し込む。

休日は前日にお酒をたくさん買い溜めしておき、朝から飲む。寝て起きて飲むを繰り返す。途中買い物に行ってお酒とお惣菜を買っても、それを食べるタイミングもなく、食べないとなと思うけど食欲はわかないし、チンとか蓋を空けて醤油をかけることさえ面倒になる。で、だいたいの買ったお惣菜は捨てることになる。買ったことも忘れてるときが多かったです。


結局は飲めばまた前の飲み方に戻ること、しかもそのスピードが早いこと、がわかりました。何より家に入れたら駄目です。先生に何度も言われてたけど、ほんとよくわかりました。その日からお酒が家にないか心配になり、帰ったらまずは冷蔵庫を開けて一気に空腹にビールを入れて、そこからいつの間に寝ている状態がくるまで飲む習慣が戻ります。しかも3時間くらいで起きるので、薬と一緒に飲んでまた寝るから、眠りは浅くてほとんど悪夢。


再飲酒で学んだことは、


出すのは難しいので

やはり入れないことが大事だということと


いきなり意識しないうちに、明確な理由なく

お酒を買ってしまうことがあること


1本から以前の飲み方に戻るのは早いこと


再断酒のほうがしんどい


ということです。